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■Micropureにしか出せない音
本来スピーカーは、「音が抜け出る背面の開口部以外は密閉して製作する」というのが常識。
Micropureの理論を一口にいうと、「“密閉”して閉じ込められていた音を“開放”する」というものです(日・米・中国で特許取得)。
Micropure以外のごく一般的なスピーカーだと、スピーカーのユニットが振動する際、キャビネット内の空気圧力により高音より振幅が大きい
低音が抜け出るのが遅れるため、実はそこでアンサンブルが微妙に崩れてしまっているのです。楽団のコントラバスやベース奏者が
一歩で遅れるようなもので、せっかくのハーモニーを台無しにしてしまうようなものです。
みなさんのまわりには従来の方式で再生される音があふれていて、それを
毎日ごくあたりまえのように耳にしているので、ほとんどの方がその“ハーモニーの崩れ”に気づいていないでしょう。是非一度、Micropureのスピーカーで、いつもよく耳にしている自分の一番好きな曲を聴いてみてください。
聞き慣れているハーモニーの中に、今まで聞き取れなかった楽器が入っていたことに気がついたり、いつもと違うリズムが聞こえてきたり、
口元がすぐそこにあるような
ボーカルの吐息を感じたり、大好きなミュージシャンにまるで目の前で演奏してもらっているような感覚におちります。そんなミラクルな体験を是非多くの人に
味わっていただきたいと願っています。
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■従来の小型スピーカーの概念を
刷新するリアルな臨場感
これまでの小型スピーカーでは考えられなかった、低域
からの鋭い立ち上がりや、弦の減衰音や楽器のディミネン
ドする音を最後まで再生する機能は、素晴らしくリアルな臨
場感を伝えることを可能にします。ギターの指のつま弾き、
ピアノの弦の震え、ヴァイオリンの形、ヴォーカルの呼吸や
会場の響きの余韻など、生の音場感を見えるごとく精密に
描き出し、オーケストラの漂うような低弦の音域感や、ピッ
チカートの体に響くインパクトを、深く、明快に再現。正
確なピッチ、ニュートラルな音調、奥行きと高さ広さの驚く
べき3 次元的再現力が、CD からプロ演奏家の音楽表現
を間近に感じさせ、まるで同じライブ空間にワープしたかの
ような体験をすることができるのです。 効果音や俳優の演じ
る台詞などもくっきりと浮かび上がり、波、風、小鳥のさえ
ずり、落雷などの自然音も非常に明瞭で、ホームシアター
にも最適。映画館を凌ぐリアリティーをリビングに実現しま
す。
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■“音”が生まれ持っている力に命を吹き込む・・・
Micropure の底流にある哲学とは、「それぞれが持つ個性を押さえつけずに、生まれ持っている力を伸ばす」という、まさに教育論にも通じるもの。
ドライバーユニットと、キャビネットが協力的に働き、活き活きとした音が自由に奏でられるよう、ネットワークパーツは最小限にとどめられ、ユニッ
トを取り付けるネジをはじめとする微細なパーツにいたるまで厳密に設定します。
さらに、音楽に適した豊かな倍音再生を追求する確かな音響理論を基礎に、
システム全体をピアノの調律と同様のアプローチをふまえて、訓練された技術者の耳で徹底的なチューニングが施されます。この職人技とも
いえる感性による設計が、さらに最先端のコンピューター設計&測定技術によって支えられ、常に個々のキャビネットがもつ最大の性能を引き
出しているのです。
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■情熱と感性で生み出す職人技
こうしたモノづくりへのこだわりのプロセスを確実にこなすためには、音の個性を正確にキャッチする感性と、音楽への情熱とアンサンブル経験が不可欠。Micropure のスタッフは
全員プロまたはセミプロクラスの楽器奏者です。楽器制作手法をベースに、素材選びと加工法を徹底的に吟味し、最終工程では、長時間
のプリエージングと厳しいヒアリングテストが行われます。 「スピーカーは楽器である」というコンセプトに忠実に1 台1 台最後のチューニングが
施され、お客様の元へと送り出される製品たちは、私たちにとって、まさに個性豊かにのびのびと育った愛すべき子どもたちのような存在なの
です。
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